会社や独自のホームページを作りたいけど何が必要になるか分からないですよね。
まずは【ドメイン(住所)】とホームページデータを保管する【サーバー(土地)】が必要となります。
そして作成したホームページデータをサーバーへ設置することによりユーザーからホームページが閲覧できるようになります。
今回はそんなサーバーについてご説明しますね。
目次
サーバーとは何なの・なぜ必要なの?
そもそも「サーバー」って何なのでしょうか?
例えば、私たちが家を建てようとしたとき、まず、どこに家を建てようか?
建てる場所(土地)を探しますよね!
土地が無ければ、家を建てることができませんよね。
これと同じようにインターネットの空間でも、「サーバー」は ホームページ(家)を所持するために必ず必要なものとなります。ずばり、サーバーとは、「インターネット上の土地」と言えます。
そして、そのサーバー上で繰り広げられることを「稼働させる」重要な役割を果たしています。
■サーバーの主な役割は?
- ホームページのファイル(写真・動画やテキスト)などを保管する場所。
- 情報の処理や、閲覧者からが求めるコンテンツ(=サイト情報)の提供。
つまり、サーバーは、ウェブサイトを公開したり、メールの送受信やファイルの保存や提供などの用途に利用できます。サーバーがあることでホームページやWebサービスが成り立っているという仕組みです。
もちろんサーバーは自作することもできますが、専門的な知識やスキル、制作費用や管理が必要となってきますので個人で自作したサーバーを運用する方は個人ではほぼいないと言えます。そこで一般的に利用されているのが月々もしくは年間で契約するタイプの「レンタルサーバー」です。
レンタルサーバーを持つことで出来ること
レンタルサーバーとは、 Web サイトなどを立ち上げたいユーザーに「サーバー」を「貸し出す(レンタル)」サービスのことです。
レンタルサーバーを持つことで、下記のようなことが出来るようになります。
- ホームページやブログの作成&公開
- ネットショップを開く
- 自分だけのオリジナルメールアドレスの取得
但し、レンタルサーバーにも様々な種類があるので、どれを選べばいいのか迷ってしまうと思います。そこで次に、それぞれのサーバーのメリット・デメリットについて触れていきます。
サーバーの種類
サーバーはホームページ作成やブログだけではなく、プログラムやソフトを動かすために利用されていますが、サーバーを個人で所有するには知識・費用などが掛かるため、基本的にはレンタルサーバーを契約し利用することが多いです。
では詳しく見てきましょう!
①レンタルサーバー
1台のサーバーを複数のユーザーで共有してレンタルできるサーバーです。
共有サーバーのメリットは低コストから始められ、専門知識が不要なので、初心者の方に特にお勧めです。但し、1台のサーバーを複数のユーザーで使用する為、他のユーザーの影響を受けやすいといったデメリットがあります。
②VPS(バーチャル・プライベート・サーバー)
こちらは、1台のサーバー上に複数の仮想サーバー領域を設置して複数人でレンタルできるサーバーです。メリットとしては、共用サーバーと違い、他のユーザーの影響を受けない点や、仕様変更が柔軟な点があげられます。但し、価格が高額で、専門的な知識を必要とします。
③クラウドサーバー
クラウドサーバーは、VPSと同様に仮想サーバーをレンタルして利用します。
こちらは必要な機能、容量といった仕様を自由に決めることができ、後からの変更も可能というメリットがあります。但し、費用は高額で、専門的な知識も必要とするデメリットがあります。
サーバーの選び方
では、適切なサーバーはどう選べばいいのでしょうか。
例えば、ホームページのアクセス数が毎日1万人あるようなサイトの場合、1日上限が100人までのサーバーを契約してもアクセス過多となりアクセスができなくなります。 また、CMS(コンテンツマネジメントシステム)の導入やECサイトを検討していても動作させるプログラムや要件を満たしていなければ動作しない!といったことにもなりますよね。
【選び方で注意するポイント】
- サーバーの使用目的はなんなのか
- アクセス数をどの程度の目標とするのか
- プログラムなどの利用は必要なのか
- 他社の影響を受けても被害が軽減可能か
- 管理体制があり、故障やウイルスなどの障害に対してすぐに対応してくれるのか
もちろん!専門的な知識をお持ちで「他社の影響を受けたくない!」「色々なカスタマイズをしたい!」という方はVPSまたはクラウドサーバーを選んでいただければと思います。
いやいや初心者だし、専門的な知識がない!低コストで始めてみたい!という方にはレンタルサーバーをおすすめします。
【まとめ】
サーバーとは、ホームページを公開したり、ファイルを保存したりといった用途に利用でき、独自ドメインを取得していれば独自のメールアドレスを取得することも可能となります。
ホームページを作るうえでは、必要不可欠であり、そのサーバーの選び方は、作りたいサイトの規模や内容によって変わってきます。
弊社ではお客様の状況等に応じて適正なサーバーをご提案させていただきます。 これからウェブサイトを検討されているのであれば、ぜひ私たちに、ご相談してくださいね。
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