前回のかんがるーブログ『ノベルティを作る!【目的&意図編】』では、
ノベルティを作る際に最初に知っておきたい基礎知識についてお伝えしました。
続いて今回は、
実際にノベルティを作るうえで必要な ❝着目点❞ や ❝注意点❞ について、
作成の流れに沿ってお伝えしていきます。
何故作る?
今回作るノベルティの意図はなんでしょう?
■ 印象に残るためのPRとしての配布物?
■ イベントの記念品?
■ 販売促進のためのサンプル?
前回にもお伝えした、この「何のために作るか?」を最初に決めましょう。
受け取った方々に企業(店舗)名を『記憶してもらう』ために、
「どんなアイテムを作ればより印象に残るのか?」 を考えながら
アイテムの候補をいくつか選んでいきしょう。
どんな人に配る?
そのノベルティを受け取るのは、どんな方でしょう?
もらった人が出来るだけ多くの時間、身近に置いてくれればいいですよね。
■ 年齢層
■ 好み
■ 生活スタイル
■ そのアイテムの使用頻度
■ その他 (学生か社会人か、プライベートで使用するか否か …諸々)
それらを想定しながら「より使ってくれそうなものは何だろう?」と
想像を広げながらアイテムを吟味してみましょう。
予算は?
どのくらいの人数に配布するかも検討しましょう。
記念品のような参加者の人数が事前に分かるなら、注文数や予算は検討しやすいです。
予算内で収まる品を人数分用意すればよいので、
単価が高めで取扱いが少ないアイテムでも選択できることが多いです。
しかしイベントなどの場合、
来場するより多くの方に配布することがメインミッションとなると、
準備するアイテム量は多めに確保する必要があります。
この場合は単価が低めで数が確保できるノベルティを検討することになります。
どんなアイテムで作る?
受け取った方が「喜んでくれる」「身近に置いてくれる」「使用してくれる」
シチュエーションを想像しながら考えると、アイテムのピックアップがしやすくなります。
ペンやメモ帳、クリアファイルなどの文具類がノベルティとして根強いのは、
コンパクトで誰でも使いやすく、単価も抑えられるといったメリットが大きいからです。
仕上がりも想定から外れることがないので発注側も安心感があります。
文具については、色だけでなく書き味にこだわったものやSDGsを意識したものなど、
様々なニーズを満たす商品が増えてきたので、
その点に着目してこだわってみるのもおススメです。
さらに最近はオシャレなデザインもたくさんありますし、
モバイルアイテムや、マスク関連、お菓子のパッケージに自由なデザインを入れるなど、
時事特化や変わり種アイテムもあります。
制作時に注意すること
制作する際に、意識(注意)していただきたいことがいくつかあります。
1:オリジナルでアイテムを作るとはいえ、
有名なキャラクターやブランドのロゴなどを使用することは出来ません。
またその権利を侵害するような製作物も制作できません。
2:ノベルティに社名・ロゴを入れたい場合、ロゴのデータがあるとスムーズです。
データがない場合、制作サイドとの相談によってはロゴデータの制作費など
別途費用が発生する場合があります。
3:ノベルティに使用するアイテムは、それぞれモノによって単価が違うのと
印刷会社によって用意できる種類や数も違うので確認が大切です。
さらにほとんどのアイテムには、プリントできる印刷可能エリアが決まっており、
想像していたようなプリントが出来ない場合もあります。
使用したいアイテムとプリントする内容がある程度固まったら、
事前に印刷所へ要望を伝えることで、見積り・発注から納品までスムーズに進められます。
デザイン・予算・納品までの期間をすり合わせながら検討するといいでしょう。
注文前のひと手間でお得に
注文するアイテムや数量が決まったら「いざオーダー!」ですが、ちょっと待ってください!
そのアイテム、他の印刷会社(ノベルティ制作会社)でも取り扱っているかもしれません。
しかも、お得に !!
ネットなどで検討の参考にしていた会社では予算オーバーだったものが、
他の会社だと予算内で収まることもよくあります。
ここで大切なのが、同じアイテムが他の印刷会社で取扱いがないか調べてみることです。
印刷費、配送料などを盛り込むと
当初安いと思っていたA社より、B社の方が安かった!という事もあります。
少し手間に感じるかもしれませんが、ネット検索で同じアイテムの扱いが数社ある場合は、
それぞれ見積りをとって比較することで少しお得にできるかもしれません。
「予算に限りがある」、「気に入ったノベルティをお得に作りたい」という場合は、
ぜひ比較して検討してみてください。
【まとめ】
「作りたいけど、時間がない。」「どんなものを作ろうか迷う。」
といったことがありましたら、お気軽にご相談くださいね。